壁紙の種類①

こんにちは!イエプラスです(‘ω’)ノ
引き続きお家の中の壁紙についてです。
壁紙クロスにはおおきく分けて6種類あり、
本日は最も多く使われているビニールクロス、和室などに使われる紙クロスのご紹介です。


【ビニールクロス】
塩化ビニール樹脂などを主原料とし、ビニールシートに紙などを裏打ちして作られます。
塩化ビニールという素材の特性上、多様な細工処理が可能なため、カラーが豊富で、プリント柄や大理石調の模様、
凹凸のあるエンボス加工など、さまざまなパターンの物が販売されています。
・メリット
価格が安く、耐久性が高く、水を通さないため油汚れも拭き掃除で簡単に落とせるのが魅力です。
消臭・抗菌・防カビなどの工夫された機能を備えた商品も次々に開発されています。
デザインのバリエーションが豊富なため、空間に合わせてコーディネートしやすいのも特徴です。
・デメリット
一方で、有害物質であるホルムアルデヒトが接着材に含まれるため、健康面の影響や、
廃棄で焼却する際にダイオキシンが出てきてしまう事を心配される傾向があります。
そのため最近では、塩化ビニールの使用料を軽減、糊の部分をでんぷん粉にするなどといった試みも
続けられますが、シックハウス症候群などのアレルギー対策をしたい方は避けた方がいいかもしれません。
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【紙クロス】
特に欧米で採用されることが多いため、パルプを原料とした洋紙タイプの輸入商品が多数あり、
プリント加工やエンボス加工されたものも多く見られます。
他にも、コウゾ・ミツマタなどを使った和紙や、ケナフなどの非木材紙を原料とした特殊紙タイプ、
表面がフィルム加工された合成紙タイプもあります。
環境や健康に対する面でも安心のため、注目されていますがビニール素材が含まれている製品もあるため
ビニール素材を避けたい方は、ご相談ください!
・メリット
紙素材は音を吸収し空気を通してくれるメリットがあるため、寝室として使う和室に最適です。
和紙のクロスならやわらかい印象に仕上げられますし、
輸入物の洋紙であればヨーロッパ風の鮮やかな雰囲気を演出できます。
・デメリット
ビニールクロスに比べて薄いため、下処理を怠ると下地の目地が出てしまい、
特に凹凸がある壁に貼るのが難しいです。
また、時間経過によって膨張・収縮する可能性があることから、目地が目立ってきてしまうかもしれません。
さらに擦れに弱いため、長持ちさせたい場合は注意が必要です。
商品によって、水拭きができるものと出来ないものとがあります。
撥水性がない紙クロスの場合、汚れが付着するとそのままシミになってしまうリスクがあります。


長くなってしまったので、3回に分けてご紹介します。
ではまたあした(^^)/