こんにちは!イエプラスです(‘ω’)ノ
本日も引き続き壁紙の種類についてのお話です。
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【無機質系壁紙】
自然素材の土や石、セラミックやガラス繊維などを主な原料としています。
リサイクル素材で作られた物もあります。
素材を生かした個性的な物や、シンプルモダンな物など、多種多様なデザインが幅広く存在します。
・メリット
珪藻土や漆喰といった無気質の素材を、不燃性の紙の上面に施しているため防火性に優れており、
塗装した壁のような味わいのある風合い・質感をリーズナブルな値段で実現できます。
中でも人気があるのは珪藻土クロスで、ザラザラとした手触りがあり、
印刷では表現できない繊細な色合いや奥行きを見せてくれます。
「珪藻土」とは太古の植物プランクトンが堆積して土になった物で、調湿性や消臭効果に優れています。
・デメリット
珪藻土クロスや漆喰クロスは、塗装した壁と比べると見劣りしてしまうため、
本物志向の方には安っぽく感じてしまうかもしれません。
また、使用する珪藻土や漆喰の量が限られていることから、塗り壁ほどの調湿・消臭性はありません。
手入れの仕方として、水拭きではシミになる可能性があるため、汚れた部分に消しゴムをかけるか、
乾いたタオルで叩く方法がおすすめです。
なおビニールクロスと比べると薄く、下地に追従する力が弱いため、
下の壁の凹凸やクロスのと継ぎ目が目立つ可能性があります。
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【オレフィン壁紙の特徴】
「オレフィン」とは、簡単に言うとプラスチックの一種です。
「オレフィン壁紙」は、ポリエチレン・ポリプロピレンといった合成樹脂が主原料で、
比較的ビニールクロスと近い性質をもっており、塩化ビニールの使用を軽減するために普及してきました。
オレフィン壁紙の中には「気質系」のようなデザインの物や、石目調のタイプもあります。
・メリット
ビニールクロス同様、汚れに強く、埃や手垢がついた際には水拭きすればOKです。
表面強度が高く傷も付きにくいので、機能的な壁紙と言えるでしょう。
焼却した際に煙・塩化水素などの有害ガスがほぼ発生しないという利点があるため、「環境に優しいクロスにしたい」
という方からも注目されています。
・デメリット
ビニールクロスと比べると、価格がやや高い点が、オレフィン壁紙のデメリットです。
デザイン性の高さ・清掃のしやすさに優れているため、短所は少ない方ですが、無気質系壁紙と同様で、施工には技術が必要です。
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以上で長くなりましたが壁紙の種類についての紹介を終わります。
お家の内装についても、是非イエプラスまでご相談ください!(^^)!